不動産投資を始めるための年収
不動産投資を始めるための年収としては、最低でも500万円は必要であると言われています。
しかし、最近では金利が下がっていることもあり、フルローンを組めるケースも増えています。
フルローンを組むとなるとそれなりの年収を得ている必要があり、さらに公務員のように将来にわたって安定して収入を得られているということも条件になるかもしれません。
公務員の人や大企業勤務の人は有利になるでしょう。
最低限必要な年収
不動産投資ローンには最低限必要な年収の条件がつけられていることが多いです。
年収の条件は銀行や商品によって異なりますが、高いところですと「年収800万円以上」や「年収1000万円以上」といった条件がついていることもあります。
全体的に見ると、最低でも年収450万円はあったほうがよいようです。
一括で不動産を購入してしまえるのならローンを返済できなくなるというリスクはありません。
しかし、多くの人はそれほどの資産を持っていない状態でしょう。
不動産投資がはじめてという人は安易に不動産会社からおすすめされた不動産投資ローンを組まないことです。
しっかりと比較をして自分にあったローンを組みましょう。
はじめての不動産投資で知っておくべきこと
返済プランには余裕を持たせる
不動産投資ローンの審査は住宅ローンよりも厳しい傾向があります。
まだマイホームを持っていないという人は、この先住宅ローンを組んでマイホームを持つ可能性があります。
負担の大きい不動産投資ローンを組んでしまっているために住宅ローンの審査に通らないというトラブルも実際に起きていますので、返済プランには余裕を持たせておきましょう。
10年後、20年後も考える
はじめての人は、10年後、20年後のことまでは考えていないかもしれません。
とりあえず数年間だけ大家さんをやってみたいという理由で始める人もいるようです。
しかし、数年間だけマンション経営をやったあと、マンションを売ろうとしたら予想よりも価値が落ちていて売るに売れないということもあります。
頭金は1割程度でもローンの審査に通る可能性がありますが、はじめての人はなるべく2割~3割程度の頭金を入れておいたほうがよいでしょう。
マンションやアパートは築年数が経過するほど需要がなくなっていくので家賃を下げなければいけなくなります。
家賃を下げたときにローンを返済できなくなるというのでは困りますので、余裕のある返済プランを立てておくことが重要です。
年月が経過するほど修繕費は高額になっていき、場合によってはリフォームも必要になります。10年後、20年後のことも考えておくべきです。