近年、「YouTube」をはじめとしたさまざまな副業が人気です。
この記事を読んでいるあなたは、 「副業」と聞いてどんな仕事を思い浮かべますか?
今回は、本業の給与所得に加えて不労所得を稼ぎたいと考えている人へ、初心者でも始めやすいおすすめの副業9選をご紹介します。
副業の始め方や注意点についても解説していますので、自分に合った副業を見つける方法の一つとしてお役立てください。
目次
不労所得(不労収入)とは?
そもそも不労所得とは、「自分が直接働くことなく得られる所得」のことを指します。
種類によってその仕組みはさまざまですが、一般的には「労働せずとも継続的に入ってくる収入」という定義になるでしょう。
不労所得を得るメリット
さまざまな種類の不労所得に共通するメリットとしては、「好きなことで稼げる」「時間の余裕ができる」「本業以外の収入を得られる」といったものが挙げられます。
また、不動産投資の場合では「生命保険代わりになる」「信用力が上がる」「税金対策になる」「レバレッジ効果が高い」という利点も挙げられるでしょう。
効率よく不労所得を得るためには、複数の副業を組み合わせるのがベター
不労所得にはメリットが多いように見えますが、効率よく行うためにはコツがあります。
それは、複数の副業を組み合わせるということです。
本業のみでは、万が一失業した際に収入がゼロになってしまいますが、本業のほかに副業を1つ持っていれば収入がゼロになることはありません。
本業のほかに複数の副業を行っていれば、失業などによる収入減のリスクをより分散させることができるのでおすすめです。
初心者におすすめ!不労所得を稼げる9つの副業
ネット社会がますます進む現在、スマホ一つで不労所得を稼ぐことができる副業が多くなってきています。
これからご紹介する副業9選は、すぐに大きな収益を上げることは難しいですが、どれも手軽に始めることができるというメリットがあります。
紹介する副業は、「収益を上げるまでの特徴が長期間」「短期間」「自らモノ作りする」「ローリスク」と4種類にわけられます。 それぞれの特長を持った副業を解説していきましょう。
比較的長期運用することで大きな収益を上げられる副業
時間をかけて大きな収益に結びつけていくことができる副業では、以下の5つです。
不動産投資
土地や建物などの不動産を購入(ローンでも可)し、家賃収入を得るのが不動産投資です。
自己資金が少ない人や、本業で忙しくて物件の管理をする時間を作れないという人でも、マンション1室をローンで購入して始める「区分マンション投資」で管理を業務委託契約するという方法で、初期費用や手間をかけることなく始めることが可能です。
信頼できる不動産投資会社を探し、相談するところから始めます。
株式投資
株の売買や、保有株の配当金で不労所得を稼ぐのが株式投資です。
株式投資による所得のうち、長期にわたる不労所得は、保有株の配当金になります。
値落ちしそうにない、業績の良い企業の銘柄を見極めることを楽しめる人に向いている副業です。
株式の売買は証券会社を通して行いますが、最近ではインターネットで申し込みができるところが多数あります。
短期間でも収益を上げやすい副業
比較的短い期間で不労所得を得ることができるものは、以下の3つです。
ポイントサイトの活用
ポイントサイトでアンケートやデータ入力の仕事をしたり、ポイントサイトを通してインターネットモールで買い物をしたりすることでポイントが加算され、ある程度まとまったら換金できるという副業です。
報酬単価は低いですが、隙間時間に在宅でできるため、子育て中の女性に人気があります。
メールアドレスを登録して会員になり、自分でできそうな案件やサービスを選ぶだけという手軽さが魅力です。
せどり
せどりとは、多くの人が欲しがる商品をできるだけ安く仕入れて高く売るという仕組みで、中間手数料を稼ぐ副業です。
仕入れは店頭の場合もありますが、売る際の活動の場は主にフリーマーケットやネットオークションですので、ネット社会ならではの副業といえるでしょう。
対象となる商品は本やファッションなどさまざまです。
流行に敏感で、需要が高くなりそうな商品の選択眼を持っている人、在宅ワークなどで時間に余裕がある人にぴったりです。
シェアリングサービス
手持ちのバッグ、腕時計などファッションブランド品や車などを、専用サイトを通して人に貸し出して収入を得るという副業です。
レンタル品の範囲はどんどん広がっていて、中には余り部屋を会議室として出している人もいます。
ブランド品や貸し出せる車など資産を持っている人であれば、シェアリングサービスを通して短期間で不労所得を得ることができるでしょう。
自分でモノ作りをして収益を得られる副業
費用を掛かずに行う創作活動によって収益を得ることができる副業は、以下の3つです。
YouTube動画配信
YouTubeに作成した動画をアップし、再生回数の多さで広告収入を得るという副業です。
スマートフォンさえあれば、動画撮影・編集・サイトにアップなどすべてを行うことができ、始める方法もサイトに登録・動画アップするだけという手軽さがあります。
初期費用をかけたくない人、動画作成作業が苦にならない人、チャンネル登録数が1,000人以上になるまであきらめずにコツコツとやっていける人におすすめです。
アフィリエイト
企業と契約し、宣伝を依頼された商品・サービスなどを自分のブログで紹介して、ブログから申し込み・購入につなげることで報酬を得る、という副業です。
アフィリエイトは性別に関係なく、対企業の継続的なやりとりや、ブログ情報の更新を地道に続けられる人向けの仕事だといえます。
長期的にアフィリエイトを続けていきたい場合には、サーバーをレンタルしたり、ドメインを取得したりしてブログを立ち上げるところから始めることになります。
アプリ制作
今では誰もが手軽にスマートフォンを持ち歩き使用する時代ですので、より使いやすいスマホアプリの開発は需要が非常に高いです。
アプリ制作は、アプリストアを通して販売益・広告バナー収益を得ることができるという副業になります。
始めるには、プログラミング言語を覚えて、パソコンに無料アプリ開発専用ソフトをダウンロードする必要がありますので、すでにプログラミングに慣れている人におすすめの方法でしょう。
ローリスクで収益を上げられる副業
副業でもリスクが低いほうが良いという人には、こちらをご紹介します。
預貯金・債券などの利息
銀行にある程度まとまったお金を預ける、国債や社債を購入するなどで利息を得るという方法です。
しばらく超低金利時代が続いていますので、利息はわずかではありますが、預貯金は1,000万円まで預金保険制度で保証されていることが安心材料になっています。
債券は一定期間の経過で利息がつき、満期には額面金額が保証されていますので、ローリスクだといえるでしょう。
ただし、国債の場合には最低保証金利が0.05%と定められていますが、社債は経営状況によって金利が変わりますので注意が必要です。
初心者が不労所得を得られるようになるまでの手順
初心者が上記で紹介したような副業を始めて実際に不労所得を得られるようになるまでには、以下の5つの段階を踏むことになります。
投資できる金額を見積もる
あくまでも副業は、資金に余裕がある場合に行うものとして認識しておきましょう。
生活していく上では、家賃や食費のほかに、突然の入院などで医療費がかかることもあります。
毎月の給料から緊急用の資金を除き、投資に使える金額の上限を決めましょう。
投資の上限を決めておかないと、投資につぎ込み過ぎて日々の生活が回らなくなってしまう可能性があります。
中長期的な目標を決める
どんなことをする場合でも、目標を定めておくとゴールまでの道のりが可視化できます。
これは副業を行う場合でも同じです。
たとえば不動産投資では、長期的な目標を定めておくことは重要なポイントだといえます。
なぜなら、定めた目標(ゴール)へ近づこうと、その方法を具体化させる意識が働くようになるためです。
中長期的な目標として、「月額収入を2万円稼げるようになるところから始める」でも良いですし、「一年後には月に10万円稼げるようになる」という目標でも構いません。
できるだけ時期と金額を具体的に決めるのがコツです。
ただし、不労所得でかかる経費を差し引いて、どのくらいのリターンが望めるのかということが前提ですのでお忘れなく。
自分に向いていそうな副業を探す
具体的な目標金額と期間が定まったら、いよいよ副業選びです。
紹介した副業にはそれぞれ特徴やメリット・デメリットがありますので、自分の性格や生活スタイル、予算に合ったものを選びましょう。
上記でも説明したとおり、副業はできれば複数行っておくのがベターです。
本業のほかに2つ以上の副業を行えば、それだけでリスクの分散になるでしょう。
収益を得るために必要な情報収集や学習をする
初心者が副業を始める際は、事前にしっかりと勉強しておくことが重要です。
早く不労所得を得たいからと、ほとんど情報がない状態で慌てて副業を始めても、目標への道のりは遠いままでしょう。
「慌てる乞食(こじき)は貰いが少ない」ということわざのように、不労所得を得ることができなかったというパターンになりがちです。
経験者のブログを読み込んだり、マニュアル本を購入して予習したりなど、事前にできるだけ情報収集をしておくことが継続的な不労所得につながります!
実際に副業を始めて収益を得る
不労所得の方法を見つけ、経験者の成功例・失敗例なども参考にして勉強したら、いよいよ実際に副業を始めていきましょう。
始めてしばらくは、アップデートやメンテナンスを日々ていねいに行っていき、慣れてくるころには自分なりの方法が出来上がっているはずです。
慌てず、ただし最新の情報収集は怠らずに副業を続けていきましょう。
副業をして不労所得を得る際に注意すべきこと
おすすめの副業9選と、副業による不労所得を得るまでの手順をご紹介しました。
本業とは別に副業を始める場合、さらに心に留めておきたい5つのポイントがありますので、ぜひ心に刻んでおいてください。
何もせずに不労所得を得ることはできない
不労所得とはいえ、大きな収益を得るためには、地盤づくりから収入につながるまでそれ相応の時間と労力がかかります。
大きな資金が絡む不動産投資や株式投資であれば、本や経験者ブログを読んで勉強する必要も出てきます。
ゼロから何かを生み出すには、ある程度は努力しなければならないのです。
かかる投資額や時間に見合った収益を得られるか確認する
労働時間をかけずにお金を稼げるようになる自分なりの仕組みが出来上がるまでには、それなりの時間と労力をかける必要があります。
不労所得を得られるようになっても、それまでかけてきた時間や労力を考えると、採算が合わないケースも出てくるでしょう。
その副業を続けていくことで収入のアップが期待できる場合は、必要な経費と時間をかけたと考えましょう。
また、定めた中長期的な目標を区切りとして、赤字が続きそうかどうかの判断をするようにしてください。
不労所得にも税金がかかる
不動産投資での家賃収入は不動産所得、オークションやポイ活、アフィリエイトなどの収入は雑所得という扱いになり、それぞれ所得税が課されます。
副業によって1月1日~12月31日の間に得た所得(総収入―必要経費)が20万円以上となる場合、翌年の2月16日~3月15日に自分で確定申告を行う必要が出てきますので覚えておきましょう。
ちなみに不動産所得が赤字になった場合(土地のローン金利を除く)は、本業の給与との損益通算が可能ですので節税になります。
雑所得は給与との損益通算はできません。
会社が副業可能か確認しておく
サラリーマンの場合は、就業規則で副業が認められていないケースもあります。
副業が禁止になっていないか、可能な範囲はどの程度かなど、まずは就業規則をチェックしてみましょう。
就業規則は基本的に紙ベースで全従業員に配布されているはずですが、見当たらない場合は福利厚生事務へ尋ねてみてください。
副業が会社にバレないための対処法を知っておく
副業が禁止されている場合は、副業を行わないのが基本です。
上記で説明したとおり、副業で年間所得が20万円を超えると確定申告が必要となり、その分の住民税が会社天引きという形で報告されるため、会社にバレてしまいますのでご注意ください。
隠れて副業をする場合は、副業での年間所得を20万円未満に抑えるか、確定申告時に「住民税・事業税に関する事項」にて住民税の徴収方法で「自分で納付」を選択しましょう。
ただし、よく考えて自己責任で行うようにしてください。
まとめ
不労所得を得る方法はさまざまあり、インターネット社会が進化するにつれて、副業の種類もますます増えつつあります。
老後資金のために、長期的に大きな不労所得を得たい場合は、自己資金が少ない初心者でも始められる、不動産投資がおすすめです。
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