賃貸型の不動産投資では入居率・運用利回りの良い物件を選べれば、長期に安定収入が得られる見込みがあります。最近は個人投資家の間でも人気の投資法で、やってみたいと考えている方も多いでしょう。ですが、実際にどうすればいいのかが良く分からないかもしれません。
そこで今回は、投資の成功に欠かせない情報を効率よく収集するコツについて紹介していきます。
目次
不動産投資では有益情報を自分で丁寧に収集するかがポイント！
一般の方が賃貸マンションなどの不動産投資に参加する場合、良い物件を探すための有益情報の収集が重要となります。いかに最新で正確な情報を収集できるかが投資の成否を決めるといっても過言ではありません。特に賃貸物件の紹介や運用代行をしてもらう不動産業者選びは最重要です。
最近は不動産投資ブームに便乗した悪徳業者の参入も多々見られます。また、評判のある業者でも勧めてくる投資物件が良いとは限りません。そもそも優良物件は業者自身が運用するか、優良顧客に回すのが一般的です。初見のクライアントには回さないのが現状です。つまり優良物件の情報は、自分でしっかりと仕入れる必要があるのです。
投資物件を探す情報収集法は3つ
良い物件を探すには、不動産市場全体のトレンドと人気エリアの絞り込み・一般的に公表されている物件の販売情報・不動産投資会社選びの情報の３つを丁寧に収集する事です。
1. 不動産市場全体のトレンドは公的機関のデータや専門サイト・セミナーから
国内の不動産市場の動向は、国や専門機関が公表している路線価や不動産取引情報サイトなどが提供している取引価格の相場やトレンドなどが役に立ちます。また不動産投資系の専門サイトの地価高騰ランキングや人口増加エリアランキング、住んでみたい街ランキングなどの情報も目安になります。
そして入居者ターゲット別に傾向を分析するための情報も収集しましょう。若年の独身はどんな街を好み、どういった部屋が人気なのか?ファミリー層に人気のある地域や生活環境はどうか？高齢者はどんなエリアが希望で、どういった生活ニーズなのか？ターゲット別のニーズからエリア情報を収集すると、購入すべき物件の狙い目が明確化します。
【効果的な情報源】- 不動産投資専門サイトや地域の生活関係のランキング
- マンション投資セミナーや専門雑誌
- 公的情報機関のデータ（市・区の市民向け情報など）
2. 物件の販売情報はやはり不動産業界から！
ある程度ターゲットが絞れたら、候補の土地の物件販売情報を収集します。そこでおすすめは不動産ポータルサイト。多くの不動産業者が参加して、それぞれの持つ膨大な物件情報を掲載しているポータルサイトは要チェックです。
これらのサイトなら細かな検索条件が設定できますし、ヒットする物件数も非常に多いので効率良く物件探しができます。評判の良いサイトを3～５つ定期的にチェックしましょう。それで不動産の目利きの訓練もできます。
またエリアが絞り込めたら、候補地の地元不動産業者を当たりましょう。大手では目の届かない地域に特化した情報をゲットする可能性があります。不動産投資の物件を探していると話し、おすすめ物件を紹介してもらいならが、いろいろと質問してみるのも良いでしょう。このように自分で足を運んで現場検証をすると、かなり有益な情報が確保できます。
【効果的な情報源】- 不動産ポータルサイト
- 地元の不動産業者
3. 不動産投資会社選びの情報
不動産投資会社は投資用不動産を専門的に扱っているので、物件ごとに関する詳しいデータを用意しています。特に入居率と運用利回りの予測データは利益確保に欠かせません。
また不動産投資会社は効率よく情報収集するノウハウを持っていて、クライアントには独自の有益情報を提供してくれます。もちろん分からない点は即収集へ向かいますから、ホットな最新情報を得るには一番の情報源です。
良い不動産投資会社の見分け方は、マイナス部分も併せて適正に情報提供してくれること。クライアントの質問や意見、悩みなどを親身に聞いて具体的な返答をしてくれること。サービス内容等の資料がきちんとしていることなどです。
【効果的な情報源】- 体験者のブログや口コミや専門サイトの評価
- 各社の資料内容
有益な情報源の確保が不動産投資成功の鍵
マンション賃貸といった不動産投資を始める時は、有益な情報源の確保と、その情報の使い方がポイントとなります。その為には自分で情報源を探し求める事、そして良いパートナーを見つけて傾向と対策を講じる事が重要です。
