不動産投資と生命保険のどっちがお得なの?

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不動産投資をこれから始めようという方、またはすでに始めている方の中には、生命保険に加入している方も多いでしょう。不動産投資は生命保険の代わりになるとよく言われますが、実際はどうなのでしょうか?

ここでは、掛け捨て型の定期タイプと一生涯保障の終身タイプ、それぞれの生命保険と不動産投資の内容を比較し、どちらがお得なのかをまとめてみました。

不動産投資なら定期型生命保険のような保障期限はなく収入も続く


まずは不動産投資と定期型生命保険を比較します。
定期型生命保険のメリットは、終身型に比べて月々の保険料が安く済むことです。若いうちに加入していれば、低料金で保障を得られるため大きな負担にもなりにくいでしょう。

ただ、保障期間が過ぎた場合、新たに他の保険に加入し直すか、更新の手続きが必要です。一般的に生命保険は加入時の年齢に比例して保険料が高くなるため、どちらを選んでも支払いの負担が大きくなってしまいます。
また、定期型の生命保険は掛け捨てなので、特に保険を使うような事由がなかったとしても、保険料が戻ってくることはありません。

一方、不動産投資はローンを組んだ場合、月々の返済を行わなくてはなりませんが、家賃が入ってくるため相殺することが可能です。安定して入居者がいる場合はローン返済しても利益が手元に残るので、収支はむしろプラスになる可能性があります。

また、不動産の場合、ローンを支払ってしまえば投資用物件が資産として残るので、物件を手放さない限り保障に期限はありません。
手堅く運用していけば家賃収入はずっと続くので、あとに何も残らない掛け捨てタイプの保険よりお得となっています。

不動産投資なら終身型保険のような高額な保険料は必要なく自由度も高い


次に、不動産投資と終身型保険を比較してみましょう。

終身型保険のメリットは、なんといっても一生涯にわたって保障を確保できるところです。たとえば、60歳払込プランの場合、60歳まで保険料を支払えば、あとは家計に負担をかけずに一生涯の保障をキープすることができます。
また、終身型の場合は解約返戻金をもらえるケースが多く、老後の資金づくりに活用できるところも利点です。

ただ、貯蓄性があるぶん、定期型生命保険に比べると月々の保険料が割高で、家計への負担は大。解約返戻金についても、保障のおまけという意味合いが強いため、終身型保険のみで老後の資金づくりをカバーするのは無理があります。

特に払込終了前に解約した場合は元本割れを起こす可能性があるため、貯蓄性にはそれほど期待できないというのが実状です。

一方、不動産投資は購入費こそ高いものの、家賃収入が安定していれば支払い分をペイできるので実質的な負担はなし。

また、終身保険は被保険者に万一のことがあった場合に保険金を受け取れますが、一度支給された後は保障が途絶えてしまいます。ですが、不動産投資なら被保険者が死亡した後も、残された不動産を利用して遺族が引き続き運用を行えば家賃収入がずっと続くので、残された家族の生活を支えることができます。

もちろん不動産を売却してまとまった資金を手に入れるという選択肢もあり。好立地にある物件なら購入時より高く買い取ってもらえる可能性もあり、キャピタルゲインを獲得できます。

終身保険型の生命保険の中には、一時金払いのほかに年金払いを選択できるものもありますが、支給時にどちらか一方を選ばなくてはならず、自由度はあまり高くありません。その点、不動産投資は最初からどちらか一方を選ぶのではなく、家族の意向や時代に合わせて柔軟に選択できるところも大きな利点となっています。

不動産投資を始めるのなら生命保険の見直しを!


不動産投資と生命保険を比較してみると、不動産投資のほうが利益の面で有利であることがわかります。

投資にはリスクがつきものなので、万一に備えて生命保険に加入しておけば安心ですが、不動産投資でまかなえる部分も大きいので、投資を始めるのなら生命保険の内容を一度見直すことをおすすめします。

生命保険をスリム化すれば、保険料の支払い負担が少なくなってよりお得になりますよ。

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