東京都内/関西でおすすめの不動産投資会社ランキング15選
不動産投資は数ある投資の中でも低リスクで、安定的な収入を得られる面があり、未経験者にもおすすめできる投資方法であると言えます。しかし未経験者が上手な運用を行うためには、不動産投資会社のサポートが不可欠です。良質な業者を選ぶことが、不動産投資の成否の鍵を握っているといえるでしょう。
この記事では良質な業者の見分け方や、おすすめできる不動産投資会社のランキングを紹介していきます。投資成功の一助としていただければ幸いです。
信頼できる不動産業者を見分ける6つのチェックポイント
信頼できる不動産業者は、常にオーナー目線に立って物事を考えてくれます。自分が売りたい商品やサービスだけを勧めるのではなく、オーナーが今求めているものは何かを敏感に察知し、それに対する答えを出そうとします。ランキングに入る前に、まずはこれらを加味した上で、良質な業者を見分けるための6つのポイントをチェックしていきましょう。
リスクやデメリットも正直に言ってくれる
どんな金融商品にもリスクがゼロということはありません。それなのにメリットばかりを述べてリスクやデメリットを伝えない業者は、とにかく契約を結ぶことで頭がいっぱいです。
不動産投資でいうと、入居者が入らず、思ったように収入が得られないケースなどがわかりやすいでしょう。良質な業者は、オーナーに不利益が発生してしまった場合のことも想定して、事前に説明するのはもちろん、対策も用意しているものです。
商品に関するリスクをきちんと説明でき、なおかつ自社についても強みと弱みを客観的に述べてくれる、信頼できる不動産業者を探しましょう。
アフターフォローに満足できる
不動産投資は物件を買ってそれでおしまいという商品ではありません。物件の管理、節税や確定申告、場合によっては売却など、むしろ運用を始めた後の方がプロのサポートを必要とします。
その意味で、アフターフォローが万全かどうかというところも、信頼できる不動産業者を見分ける際のポイントとなります。およそどの業者でもアフターフォローは行なっていますが、返事が遅かったり連絡がとれなかったりと、サポートとして機能していない会社もあります。
業者によっては「アフターフォローが万全!」と書いているだけで、結局何をしてくれるのかよくわからないところもあるでしょう。
公式サイトに「月1回定期面談をします」「運用についての相談窓口を常設しています」というように、具体的なフォロー内容が明記されているかを確認するのも良いでしょう。
無理のない物件を紹介してくれる
不動産投資はローンを組んで物件を購入する金融商品です。物件を人に貸し出して、家賃収入で補填しながら利益を出すという投資ではありますが、ローンを負う事実は変わりません。
そのような視点から考えれば、オーナーとしては大きく儲かるかどうかよりも、きちんと返済していけるかどうかの方が気になるのではないでしょうか。信頼できる業者は、この視点に立って無理のないローン返済ができるように考えてくれます。
「良い物件がありますよ」といった物件の話ばかりしてくる業者は、オーナーが大きな買い物をするという視点に立っているとは言えません。反対に「どのように返済していくか具体的にお話します」というように、オーナーの事情を加味した返済プランを提案してくれる業者は信頼できると言えます。
実績が豊富で評判が良い
昔と違って今は簡単にその会社の口コミや評判を調べることができます。口コミや評判が良くない会社である場合、何かしらの理由があると考えられます。悪い評判が立っている業者を利用するのは避けた方が無難です。
また、実績が豊富かどうかも大きな判断ポイントです。取り扱っている物件が少ない、設立してから間もない会社などは不安な部分もあるでしょう。企業のサイトを見れば、会社の沿革や規模、取引先会社などがわかるため、この点も確認しておくと良いです。
営業が強引でしつこくない
営業がしつこかったり強引だったりする不動産業者は、厳しいノルマが設定されていて担当者が焦っているケースが考えられます。そのような状態では、オーナーの利益を考えた冷静な判断ができない場合もあるでしょう。
一度断ったにも関わらずしつこく勧誘する行為は、消費者契約法や宅地建物取引業法に抵触する場合があります。不動産会社も違法行為に関する研修を受けているはずなので、その上で強引な勧誘をしてくる業者は避けるようにしましょう。
また、礼儀に欠けていて対応に問題がある場合も、よくない業者であると考えましょう。やる気のない対応をする担当者が、オーナーのことを第一に考えているとは考え難く、パートナーとして信頼することはできません。
おとり広告をしていない
取り引きしていない良質の物件を提示して、その物件を目当てにやってきたオーナーに対し、別の物件の営業をかける「おとり広告」という手法があります。もちろんこれは違法行為のため、行っている業者は少ないはずですが、万が一、広告の物件が売れてしまったなどの理由で別の物件を勧められた場合には注意が必要です。
広告の物件が本当に売れてしまっていた場合や、勧められた別の物件が良質な物件である場合もあるでしょう。しかし、おとり広告を行なっている可能性がある以上、投資をオーナーの利益に繋げる意識が低いと考えざるを得ず、今後のパートナーとしては不安が拭えません。
東京23区内でおすすめの不動産投資会社10選
それではおすすめの不動産投資会社のランキングに入っていきましょう。まずは東京23区内の業者に限定して10社を紹介していきます。前項で挙げたように、ネットでの情報収集はアフターフォローの内容や口コミ、実績などが良い判断基準となります。ランキングを参考に、気になった業者の詳細を見ていくこともおすすめです。
トラスティーパートナーズ株式会社
トラスティーパートナーズの特徴は、不動産業界では珍しい「完全会員制・プル型」の運営体制を取っていることです。
不動産投資の契約では、電話やDMなどで業者側からアプローチをかける手法が一般的ですが、トラスティーパートナーズはこういった営業を一切行っていません。それでも業績を伸ばし続けていることが、良質な業者である一番の証といえます。
また社員教育はもちろん、社内イベントなどを通して信頼関係を築くことを第一に考える姿勢も印象的な企業です。投資の相談に際しても、オーナーの目線を考慮したホスピタリティを備えた担当者が、丁寧にアドバイスしてくれるでしょう。
主力商品は首都圏のワンルーム経営となっており、今後の需要を考えると投資に対する期待値も大きいと言えます。とはいえ一棟の経営や中古・新築を問わず、オーナーに合わせた柔軟な提案をしてくれる企業です。
プロパティーエージェント株式会社
プロパティーエージェントは不動産仲介業者などへの積極的な営業活動が特徴の企業で、高い入居率が魅力です。「入居率を高い水準に維持する事」を最重要課題として掲げており、合理的なビジョンを持った企業だと言えるでしょう。
また提携金融機関も10社以上と多く、その規模感からも信頼に値する会社です。不動産投資ではローンの組み方もポイントとなってくるため、その点で選択肢が多いことは大きな利点でしょう。
自社で無料の不動産投資セミナーも開催しており、そういった点からも、未経験者が上手く運用していけることに考慮した企業であることを感じ取ることができます。
株式会社シノケンハーモニー
ハイセンスなデザイナーズマンション、駅近の好立地など、入居者のライフスタイルに寄り添った物件を売りにしているのがシノケンハーモニーです。全国に支店を展開する創業30年の老舗、シノケングループの一員ということも、信頼に直結する要素でしょう。
不動産投資といえば、ついて回るのは空室リスクです。この会社では空室リスクに対して、なんと最長35年の家賃保証を行っています。保証は空室リスクを回避するためのものですが、長い期間が設定できるのは、業者がそれだけの入居率を確保できるという自信の表れであると言えます。
大きな出費が必要になる不動産投資において、50%というリピート率の高さは信頼に値する会社であることを示しています。
株式会社デュアルタップ
自社開発のマンションすべてが東京23区の駅から徒歩10分圏内という、好立地の物件を提供するのが株式会社デュアルタップです。首都圏の駅近という条件で安定した入居率が期待できる点もおすすめのポイントですが、投資に慣れていない若い層へのアプローチに力を入れている企業でもあります。
初心者向けのマンション経営マニュアルや、マンション経営のリスクやメリットを解説するメルマガなど、事前の情報収集に役立つ資料が充実しており、未経験者の不安要素を少しでも取り除こうという企業努力が垣間見えます。
契約後の運営管理代行などのシステムも完備され、経営が波に乗るまでのサポートも徹底しています。
住友不動産株式会社
マンションや戸建て経営などの不動産投資の分野だけでなく、ビルメンテナンスやホテル事業、百貨店などの商業施設の運営なども手掛けるのが三井不動産株式会社です。豊富なノウハウから、契約後の物件の管理においてはこの上ない安心感を誇ります。
住友不動産の特徴的な部分は、首都圏各地に総合マンションギャラリーを用意しており、1カ所で首都圏すべての物件を把握できる工夫がされていることでしょう。単純に首都圏といっても、その中で立地の選択肢は多く、一件ずつ回るというのはなかなか骨の折れるものです。忙しい若年層にとっては時間の短縮ができることも魅力的です。
物件を一挙に見ることができるだけでなく、担当者のヒアリングに基づいたアドバイスにも定評があります。
株式会社トーシンパートナーズ
トーシンパートナーズはオーナーのニーズに応え得る人材の育成に重点を置いている企業です。
働き盛りの40代から、老後を見据えた60代まで、幅広い層の顧客から支持の声を得ていることも、柔軟に対応できるスタッフの力を示しています。定期的に実施されるアンケートなどからも、サービス向上に努める企業努力が垣間見えます。
物件の質もさることながら、契約後の管理に関しても、グループ会社のトーシンコミュニティーと連携することで独自の管理体制を確立しています。お客様相談窓口や、トーシンオーナーズクラブの主催など、契約後のフォローも行き届いています。運営システムの構築に長けた企業故、スムーズな経営が期待できるでしょう。
三菱地所リアルエステートサービス
この会社は不動産投資に関して、オーナーからのヒアリングに重点を置いた姿勢が印象的です。全国規模のネットワークで都心のマンションから、郊外のアパートまで幅広い選択肢を準備してくれます。豊富なノウハウを駆使して、ビジョンが曖昧な場合でも、より明確な方向へ導いてくれるでしょう。
これは避けたい事態ではありますが、経営が波に乗らなかったなどで、購入した物件を売らなければいけない場合も考えられます。この会社は物件の売却にも長けているので、万が一の場合にも、その人に合わせた良案を提示してくれるはずです。
株式会社アイケンジャパン
アイケンジャパンは不動産投資の中でも、アパート一棟の経営に特化した企業です。アイケンジャパンの売りは、高い入居率と、経年劣化による利益率減少が少ないことにあります。
最初は高い家賃収入が期待できても、物件の経年劣化に従って、家賃を下げていかなければ入居率を維持することができないというのが一般的です。これに従って利益率も下がっていくのですが、アイケンジャパンは独自のノウハウを駆使することで、この経年劣化による利益率低下を抑えています。
不動産投資は長いビジョンを持って取り組むものです。その点において、経年劣化による利益率の低下が少ないことの利点は計り知れません。不動産投資の中でもアパート経営をお考えなら、まずアイケンジャパンを候補に入れてみてはいかがでしょうか。
RENOSY
RENOSYは中古マンションに特化して不動産投資を提供している企業です。他社と一線を画す部分は、AIを駆使したスマートフォン・タブレットのアプリを活用して、手軽に物件探しや物件管理ができるという点でしょう。ネット上で完結できる部分も多く、時代に即した無駄のない運営方針は注目を集めています。
不動産投資というと、どうしてもまとまった金額が必要なイメージがあります。しかし一口一万円から投資できるクラウドファンディング型の不動産投資を実現させたのも、RENOSYのすごいところです。これが一般に普及していけば、不動産投資のハードルはグッと下がるのではないでしょうか。
株式会社アメニティジョイハウス
アメニティジョイハウスは木造アパートの経営に特化した不動産投資を提供しています。木造アパートの魅力は、初期費用が抑えられるため、早い段階で出資額を回収できることです。また土地の広さに合わせて柔軟な建築ができるのも、木造建築の魅力で、すでに所有している土地を活用したい人にもおすすめできる投資法といえます。
これまで木造アパートというと、どうしてもひと昔前の物というイメージが拭えませんでした。しかしアメニティジョイハウスの物件は、そんなイメージを払拭するべく高級感のある内装、外観を目指して建築されています。ある種、挑戦的とも取れますが、実際に顧客の満足度も高く、今後にも大きな可能性を持った企業であると言えます。
関西でおすすめの不動産投資会社5選
続いて関西圏でおすすめの不動産投資会社を5社紹介していきます。大阪は東京に負けない激戦区になっているので、それだけ規模の大きな会社も目立ちます。知名度だけではなく、会社の特徴を知った上で吟味していくことを心掛けておきましょう。
株式会社プレサンスコーポレーション
2018年時点で、分譲マンションの供給数では堂々の全国2位、近畿圏では1位の実績を誇る企業です。関西隋一の規模を誇る不動産投資会社といっても、過言ではないでしょう。
高級志向のデザインはもちろん、耐久性や遮音性を重視し、住む人のライフスタイルに寄り添った物件を提供しています。入居者の募集に関しても、業界最大規模の実績は何よりの保証になるでしょう。
契約後の物件管理にいたっては、入居者とオーナーの直接契約システム、集金を業者が担当する集金代行システム、企業が物件自体を賃貸して第三者に貸し出しを行う借上システムなど、ニーズに合わせて運営体制を選択することができます。
日本エスリード株式会社
日本エスリードでは、入居者の定着率が建物の管理と密接に関係すると考え、契約後の物件管理に特に注力している企業です。グループ会社のエスリード建物管理株式会社との連携により、建物の計画的な修繕を実施するなど、長期にわたって資産の価値を保つことに重点を置いて言います。
建物のメンテナンスが行き届いているということは、長期のマンション経営には欠かせない要素でしょう。管理に手間がほとんどかからないという口コミも多く見られることからも企業が建物の管理に特化していることが垣間見えます。マンション経営は副業として行う方も多く、管理にはなるべく手間をかけたくないというのも本音でしょう。その意味でも信頼がおける会社であると言えます。
株式会社 日成アドバンス
日成アドバンスは、初期費用が少ないワンルーム経営を主力に、20~30代の若年層から支持を集める企業です。定期開催のセミナーでは、協賛アーティストのライブなども行われるなど、不動産投資の「難しそう……」というイメージを覆す工夫がなされています。
肝心のセミナー内容も、利点ばかりではなく、リスクに重点を置いたものとなっており、契約を結ぶことよりも、初心者が安全に経営できることに配慮していることが伝わってきます。
実際男女問わず若い人たちに利用者が多いので、初心者に向けて理解を促すことに関しては熟知したスタッフが揃っているはずです。「興味はあるけど、一歩踏み出す勇気がない」という方にはまさにうってつけの会社であると言えます。
株式会社リアール
リアールも、投資初心者に向けて間口を広く受け入れている印象を受ける企業です。ホームページでも、漫画で不動産投資について解説するなど、わかりやすく伝える工夫が見受けられます。定期開催のセミナーに関しても、初心者に理解しやすい内容となっているはずです。
また自社を選ぶ利点として、アフターフォローの充実を挙げている点も業者選びの参考になるポイントです。入居管理や設備の修繕はもちろんですが、収支改善や相続に関してのサポートなども行なっている点なども、信頼できるポイントでしょう。
株式会社サントラスト
株式会社サントラストは京阪神エリアを中心に不動産投資物件を提供している企業です。さまざまな企業が物件の供給数を競う中、サントラストはエリアを広げ過ぎないことを信条に経営を行っています。敢えてエリアを絞ることで、一件ごとの情報管理を正確に行い、良質な物件を提供する結果に繋げています。
いわば京阪神地区の専門家といったところでしょうか。物件を探すエリアが合致すれば、サントラストを選ぶメリットは大きいといえます。限られた資金からでも投資を始められるよう、ローンの種類も多数用意しており、30代~60代まで幅広い層から支持されています。
まとめ
ここまで良質な不動産投資会社の見分け方から、おすすめの業者20社を紹介してきました。最も重要なことは、不動産投資会社を選ぶ上で最も重要な点は、親身になって対応してくれる会社を見つけることができるかという点にあります。そして結局のところ、そういった各会社のホスピタリティについては、顔を合わせて見ないとわからない部分が多くあることも事実です。ネットで得ることができる情報は、あくまでも参考程度であると捉えておきましょう。
ただし、どの会社がいいのかわからない、どの担当者がいいのかわからないという人も多いと思います。そこでおすすめなのが、自分が求めている不動産投資を得意とした企業を見つけることができる一括個別面談です。
最初に出会った不動産投資会社も良い会社かもしれませんが、さらに物件的、担当的にも良い会社があるかもしれません。大きな買い物だからこそ、しっかりと納得したうえで購入するようにしましょう。